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子育てこう育って

 
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コラム「子育てこう育って」とは

学童保育を通して気づいたことや思っていること、皆様に子どもたちの置かれている環境を訴えたい、時には貧困、格差の解決策を伺いたいと筆を取りました。お時間のある時にでもぜひご覧ください。

 真鍋叔郎氏、今年も日本人がノーベル賞を受賞した。
 
 28番目の受賞者であるが文学賞、平和賞以外の受賞者25名中7名は米国で活躍されていた。真鍋氏もアメリカ在住である。
 
 ノーベル賞を取るためではないだろうが、アフターの子ども達も3年生くらいから塾通いが始まる。
 
 元塾屋の私が言うのもおかしいが、塾通いをあまりお勧めはしない。
 
 塾通いの最終ゴールは大学進学である。日本には788の大学があり、学生数は270万人、3/4は私大で、私大の46%が定員割れの状態にある。一握りの頂点校を目指すが90%は落伍し、第二、第三志望校へ。卒業して就職すると新卒者の離職率30%という数字が待っている。
 
 塾だけが原因ではないが、劣等感と一種の燃えつき症候群。
 
 良い大学へ行き、良い会社へ就職するために作業、訓練もどきの学習漬けの10年間。
 
 失ったものは対人関係と好奇心、探求心。特に好奇心と探求心は物作り、研究の根幹となるべきもので欠ければノーベル賞はとれない。

 小学校の定員は1年生35人、2年生以降は40人であったが、コロナの影響もあり、順次35人学級になっていくそうだ。
 
 アクティブラーニングという言葉が教育業界で流行っており、公教育にも導入されている。順序だててものを考え、人前で自分の意見を述べられる人間を育てようという趣旨であるが、理路整然とはいえ、45分の授業時間で35人が自分の意見を述べられるであろうか。
 
 OECD加盟国小学校の1クラス平均は23.3人、離島、山間部の分校を含めて日本は27.9人。常々、20人単位の小規模学童を提案しているが、学校のクラス定員ももっと思い切った改革が必要ではないか。
 
 アフターは公教育導入以前からアクティブラーニングを取り入れ、子どもたちの日常が変わった。犬の喧嘩のような罵りあい、暴力的な争いが無くなった。
 
 「和をもって尊しとなす」日本人のDNAにはそぐわないと思われる方もいるであろうが、和を保つには忍耐だけではなく話し合いも必要であろう。

 昨年10月からある財団の補助で、貧困家庭を対象に無料で保育、学習支援、夕食、食材の提供まで行うという一歩踏み込んだ支援を行ってきました。
 
 アフタースクールの施設、職員、フードバンク等の連携を活用しての事業、新たな設備投資も必要としないので、今流に言うとサスティナブル(継続可能)であると自負し、内容も充実していたので、事業目標は直ぐに完遂できるであろうと高もくくっていた。
 
 しかし、結果として思うような数字は得られなかった。
 
 原因は見えない貧困の正体。日本が抱えているのは見えないではなく見せない貧困なのでは。今の世の中、落とし穴はいくつもあり、はまってしまえば自力で抜け出すことは難しい。貧困は恥でも罪でもない。みんなで助け合わなければ子どもたちは一生「貧困」という穴の中の暮らしである。
 
 厚労省の外郭団体福祉医療機構から児童貧困対策の採択を頂きました。度重なるお願いごとで恐縮でありますが,、ご協力を宜しく。

 学校では算数や国語を学ぶが、『自由』について教えてはくれない。
 
 日本人は『自由』とは水や空気のようにあって当たり前の物と思いがちであるが、諸外国では今でも『自由』を守るために、『自由』を勝ち取るために命を失っている人が沢山いる。
 
 わずかでも『自由』が残っているうちに『自由』について子どもたちと考えなければならない。
 
 子どもたちの世界でも時としてお互いの『自由』がぶつかり喧嘩、もめ事が起こる。
 
 私たちのアフタースクールには決まりごとが殆どない。唯一「人に迷惑をかけない」という憲法がある。人に迷惑をかけるという事は他人の『自由』を束縛することである。そのように私たちは子どもたちに『自由』を教えている。
 
 対人関係、剣道のように一歩引いたり踏み込んだりしてお互いの『自由』を尊重できる距離感をつかんでほしいが、最近の子ども達、引いてばかりで踏み込めない。これでは生涯の友はできない。
 
 子ども達!友だちをたくさん作り、切磋琢磨し、この国を世界に誇れる『自由』の国にしてほしい。

 どうも年を取るのが早すぎる気がするので時間について考えてみた。
 
 地球の直径から計算して時速1,700kmの乗り物で旅をしていることになり、1日は40,800kmの旅である。
 
 24時間、朝起きて夜寝てまた朝起きるまで自分の行動を秒単位で描くと24時間は86,400秒、40,800kmの直線上に86,400の自画像が並ぶことになる。
 
 それら自画像の背景に何が映っているのかが人生を決める。友人、家族、先生、上司、単に通りすがりの人物……。
 
 オリンピックイヤーであったはずの2020年、479名の児童、生徒が自ら命を絶った。
 
 過去最多だそうである。
 
 時速1,700kmが速すぎて、自己を振り返る時間がなかったのか、遅すぎてやがて訪れるかもしれないバラ色の時代を待ちきれなかったのか。
 
 また、同じことの繰り返しになるが、これを皆さんにお伝えするのが私の使命と考えているのでご容赦ください。
 
 子どもたちにゆっくり友人が作れる、ものを考えられる居場所を与えてください。

 私たちアフタースクールは昨年10月よりパブリックリソース財団様の助成で6か月間の無償保育を行いました。
 
 コロナ禍で失職した、或いは著しく収入が減少した家庭の児童が対象でしたが、利用者が殆ど集まりませんでした。見えない貧困と対峙する難しさがそこにあるとも考えました。
 
 今年は福祉医療機構様のご支援でこの活動を継続できることが決定いたしました。
 
 また、公設学童と同額の保育料(月8000円)で夜8時まで保育を行い、19時以降の保育の必要性を問う新たな社会実験も開始いたします。
 
 利用希望者、対象者のご紹介などご協力いただければ幸いです。
 
 私たちの最終ゴールはカルチャー、送迎を含めてアフタースクールをすべて無償開放すること、究極のSDGsです。すべての子ども達に同じスタートラインに立ってほしいのです。
 
 今回、子ども達のことについて触れられませんでした、小欄「子育てこう育って」初心に反する内容で申し訳ありませんでした。

 1961年、私の人生を変えるような事が起こった。当時、私は小学校3年生。同級生H君の家に行ったとき、カレンダーを持ってきて「1961年ってすごいんだ!左から読んでも右から読んでも1961年なんだ」。暫く感激して声が出なかった。当時、勉強にはかなりの自信があったが「こいつにはかなわない」と直感し、暫く彼を尊敬していた。
 
 子どもの世界、子ども同士の感性で付き合ってほしい。~ちゃんみたいに勉強しなさい、勉強しないと~君のように…。このような大人の感性は格差、差別を生むだけではないか。「ゲームばっかりやって」と叱られっぱなしの少年がゲーマーという職業に就き、莫大なお金を稼ぐ時代である。過去の経験だけで子どもを育てるのは小さな大人を社会に放つだけでは。
 
 過去の延長線上に必ずしも未来はない。過去の経験だけでものを考えがちな大人たち、少し反省して子どもたち、若者たちの感性と柔軟性を学びましょう。

 前月で学童の少人数化について書かせて頂いた。20人学級を作れば一人親家庭の子ども、障害を持った子ども、皆が楽しく集える、学べる、更に新たな雇用が生まれる。「まだ副産物があるがそれは次号に」という下りであった。
 
 副産物と聞くと得した気分になるがそんな種類のものではない。少人数ルームを作り、きめ細かい保育を行えばいじめが減る、不登校が減る、自殺者が減るのである。
 
 平成25年から30年にかけて、小学生のいじめは約4倍の45万件に、不登校も約2倍、小中高校生の自殺率も右肩上がり、今では300人以上が自ら命を絶っている。
 
 テレワーク化が進み家で家人と過ごせるという理由でルームを辞める児童が急増しているが、子どもは子ども同士、切磋琢磨して学び、遊ぶ時間と空間が必要である。そこで上昇志向と他人への思いやりを身に着けなくてはならない。両方程よく兼ね備えている社会人を量産しなければ住みよい国は作れない。国も私たちもそのための設備投資を怠っているのでは。

 災い転じて福となす。今回は子ども達にとって大きな福となる事を考えてみました。
 
 皆さん、子ども達がどんな環境で放課後を過ごしているかご存じですか。放課後ルームは密閉、密接、密集の3密状態。船橋市には100人近い子どもが在籍する施設もあり、事故、喧嘩が多発、支援員が心の病で休職、退職する施設すら在ります。保育を受ける子ども達、働く支援員ともに劣悪な環境で過ごしていると言っても過言ではありません。
 
 コロナ禍、既に8万人以上が失職したそうですが、テレワークが進んだ現在、容易に新たな雇用は創出できません。これを機に20人クラスのルームを作っては、というのが大きな福作り案です。
 
 一人親家庭の子ども、障害を持った子ども、皆が集える、学べる、夕餉のひと時を過ごせる、学校が終わってルームへ行くのが楽しみになるような施設。このような施設には沢山の副反応、いや副産物があります、これは次回に。

 地元のミニコミ紙で時々ご紹介頂いたことがございますが、下総中山駅南側の朝日新聞販売店のミニコミ紙で14年間「子育てこう育って」という小欄を担当させて頂きました、学童保育アフタースクール代表の桑野です。
 
 40年以上昔、ある大手新聞社の委託カメラマンとしてアジア、アフリカ、中近東を回り、沢山の貧困、格差を見てきました。学校にも行けず朝から晩まで絨毯を織っている子ども、手足を切り落とされ物乞いを強いられる子どもを沢山見てきました。
 
 でも、GDP世界3位のわが国にもたちの悪い貧困があります。平成26年、児童6人に一人が、現在でも7人に一人が貧困であるという見えない貧困。50%を超える一人親家庭、80%に近い母子家庭が生活苦を訴えているという隠れた貧困です。
 
 学童保育を通して皆様に子どもたちの置かれている環境を訴えたい、時には貧困、格差の解決策を伺いたいと筆を取りました。かつての14年間を振り返ると脱線、回り道が多々ありましたが、お気づきの折には厳しいご指摘を。

 

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